かわいい妖怪が勢ぞろい 鬼の博物館で絵本作家の作品展

2023年07月28日 のニュース

 鬼伝説の大江山中腹、京都府福知山市大江町佛性寺、日本の鬼の交流博物館(村上誠館長)で、夏季特別展「たかいよしかず~かわいい鬼と妖怪達~絵本ようかいむら作品展」が開かれている。絵本作家たかいさんの本のイラストや立体作品など約120点が並び、訪れた子どもたちが熱心に見ている。9月3日まで。

 たかいさんは大阪府堺市生まれ。代表作として「ようかいむら」シリーズがあり、「怪談レストラン」シリーズではキャラクターデザインや挿絵、装丁などを担当。明治マーブルチョコレートのキャラクター「マーブルワンちゃん」などのデザインも手掛けている。

 特別展では、2019年からスタートした「ようかいむら」シリーズの4作品の絵とキャラクター人形のほか、「怪談レストラン」シリーズのラフ画、表紙などが並ぶ。

 絵本の中の一つ目小僧やろくろ首、鬼などのキャラクターは、どれもかわいらしく描かれている。キャラクター人形は石粉粘土などで作られていて、たかいさんが考えたオリジナル品も展示され、カラフルな人形たちが訪れた人たちを楽しく迎え入れる。

 夏休み中の親子らが多数来館。奈良県橿原市の畝傍南小学校3年、藤井裕真君は「絵の妖怪たちは全然怖くなくてかわいい。絵本は読んだことがないので、読んでみたい」と話していた。

 入館は有料。開館時間は午前9時から午後5時(入館は同4時30分)まで。月曜休館。

 

写真(クリックで拡大)=かわいらしいキャラクター人形も展示している

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