格闘家、皇治主催のアマチュア大会で優勝 惇明小の高橋海翔さん

2023年06月06日 のニュース

 京都府福知山市立惇明小学校6年の高橋海翔さんが、格闘家の皇治さん主催のアマチュア大会「NARIAGARI(成り上がり)零大阪大会」で優勝した。キッズ(小学生)部門の35キロ以下級に出場。得意の左ストレートを駆使して勝ち上がり、念願の頂点に立った。

 大阪大会は、5月21日に大阪府岸和田市で開催された。同35キロ以下級には、全国からの書類選考を通過した10人が出場。1ラウンド制(90秒)のキックボクシングルールで、トーナメント戦をした。

 高橋さんは、以前からプロレスや格闘技が好きで、「強くなってチャンピオンベルトを巻きたい」と、小学1年生の頃に、福知山にあったキックボクシングのジムに所属。当初は大会などで負けが続き、心が折れかけたこともあったが、めげずに練習を重ねてきた。

 昨年末に、福知山のジムは無くなったものの、コーチが引き継いで開設したジム「チームアクト」(綾部市)に活動の場を移し、週2回通っている。与謝野町のジムでも練習していて、休日はランニングや大会参加など、格闘技漬けの日々を送っている。

 実力もついてきた中で、大会初優勝をめざして挑んだのが、「NARIAGARI」だった。初戦で得意の左ストレートがクリーンヒットし、KO勝ちを収めることができ、その勢いのまま準決勝、決勝と3-0で判定勝ち。手数で圧倒し、優勝をつかみ取った。

 高橋さんは「諦めずに練習を続けてきて、初めて優勝できたので、最高に気持ちよかったです。勝ち上がれたのは、ジムの代表や家族、仲間たちの支えのおかげです」と感謝する。

 9月には、東京大会王者との対戦(場所未定)が決まっていて、「練習量は誰にも負けない自信があり、普段通りの力を発揮できるようにしたい。得意の左ストレートを武器に勝って、勝者特典の皇治さんとの買い物を楽しみたい」と意気込んでいる。

神戸市での大会もV

 高橋さんは、5月28日に兵庫県神戸市で開催された「第17回アクセルチャレンジ」(実行委主催)でも優勝。ジュニアの部35キロ以下級に出場し、4人でのトーナメントを制し、8月のタイトルマッチへの挑戦権を獲得した。


写真(クリックで拡大)=ジムの仲間たちと優勝を喜ぶ高橋君(中央)

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