共栄高に大相撲で使った板番付 千代栄関の母校
2024年01月16日 のニュース
京都府福知山市東羽合、京都共栄学園高校出身の十両力士「千代栄栄太」の名前が書かれた板番付が、同校受付の近くにある。昨年10月の秋巡業・大相撲京都場所で使われたもので、京都場所の観進元、四方八州男さん(83)=綾部市=が寄贈。訪れた人らに、現役で活躍する千代栄関のことを伝えている。
縦約1・3メートルほどで、大入りを願った「入」の形に屋根が組まれている。地方巡業の際に、日本相撲協会が勧進元へ贈呈しており、千代栄関のことを知る四方さんが、興行後に共栄高へ贈った。
四方さんは「地元出身の力士を応援してあげてほしいという気持ちで寄贈しました。今年も10月17日に京都場所を予定しているので、活躍を続けてほしい」と話す。
同校教頭で、千代栄関を柔道部で指導した恩師、柿原功二さん(47)は「番付を見た人から『すごいな』と声をかけてもらうことが多いです。学校としてもできる限り応援したい。危うい場面もありますが、まだまだ頑張ってほしい」とエールを送る。
写真=千代栄関の名が入る番付