大型連休の二輪ライダーに雲原で交通安全啓発
2023年05月08日 のニュース
二輪車の交通事故を防ごうと、京都府警福知山署(柴田享司署長)は大型連休中の福知山市雲原、国道176号沿いで、交通安全の街頭啓発をした。ツーリングを楽しむ人たちに「スピード注意」「シートベルト」などと書かれたプラカードを掲げ、安全運転を呼びかけた。
バイクが絡む交通事故は、同署管内では減少傾向にあるが、昨年10月には上天津の国道175号で、大型バイク同士の正面衝突事故が発生し、ライダー2人が亡くなる重大な事故が発生した。
バイク事故は、一歩間違えば命を落とす危険性があることから、通行の増えるこの時期にと啓発活動を計画。署員や福知山安全協会員、地域交通安全活動推進委員の計15人が参加した。
署員はバイクのライダーを安全な場所に誘導し、参加者がペットボトルの茶や危険運転をしないよう注意を呼びかけるチラシなどを手渡し、「休憩しながら安全運転を」と声をかけた。
同署交通課の片岡伸夫課長(47)は「バイクも自動車も速度を控えて運転すること、疲れたら休憩することを忘れず、事故防止に努めてほしい」と話していた。
写真(クリックで拡大)=二輪利用者に啓発物を渡し、危険運転しないよう呼びかけた