自転車安全利用プロモーターに福高生10人 福知山署が委嘱

2024年04月06日 のニュース

 警察に協力して自転車の安全な乗り方について広報啓発を行う「自転車安全利用プロモーター」に、福知山市土師、京都府立福知山高校(藤田浩校長)の生徒10人が選ばれ、府警福知山署から委嘱状を受けた。生徒たちは毎日の登下校時を含めヘルメットを着用することなど安全運転の徹底を宣言。署員と一緒に登校指導などの活動にも取り組みたいという。

 生徒らが日常的にヘルメットを着用し、模範運転をすることで、ほかの生徒や地域住民の意識向上につなげようとする府警本部の取り組みで、同署管内で委嘱を受けるのは同校が初めて。

 福高附属中学校では、10年前の開校当初から生徒のヘルメット着用を義務付けていて、そのまま高校に入学し習慣づいている生徒もいる。また、高校の授業の探究活動で「生徒の自転車マナー向上」をテーマにして、府と警察の自転車講習を受講したりする生徒のグループがあるなど、学校全体で自転車の交通安全について関心が高いことから白羽の矢が立った。

 プロモーターに選ばれたのは、自転車マナー向上のグループ活動の中で府自転車安全利用推進員になった3年生6人、2年生4人で、同署交通課の西村利文課長から委嘱状を受け取り、福知山交通安全協会の山段誠会長からヘルメットが贈られた。署員による交通安全教室で標識の確認などをしたあと、贈呈されたヘルメットをかぶって学校周辺を試走した。

 3年生の女子は「しっかりとヘルメットをかぶって安全に気を付けて、周りの友だちにも着用を呼びかけていきたい」と話していた。

 

写真(クリックで拡大)=ヘルメットを着用して自転車に乗るプロモーターの生徒たち

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