着物のはぎれ使ってひな人形 丹波生活衣館
2023年03月02日 のニュース
春を告げる桃の節句(3月3日)を前に、京都府福知山市内記一丁目の市丹波生活衣館(横山晋館長)で手作りひな人形講習会が開かれた。市内外の16人が参加し、着物のはぎれを使って、ぬくもりのあるひな人形を完成させ、可愛らしい姿に目を細めた。
生活衣館の人気講習会の一つ。丹波生活衣同好会(四方美代子代表)のメンバー5人から教わりながら、綿棒などで作った胴体部分に、好みの色の着物を重ねてえりを付け、縫った着物を着せて、高さ10センチ、幅20センチほどの男びな、女びなを仕上げた。
母親と参加した昭和小学校2年生の前田結衣さんは「自分だけのひな人形が作りたくて参加しました。縫うところが難しかったけど、良いのが完成してうれしい。きょうからリビングに飾りたいです」と話していた。
写真=ひな人形を手作りする参加者