姉妹提携40周年 福知山市役所に島原の梅咲く

2023年03月01日 のニュース

 長崎県島原市と京都府福知山市の姉妹都市提携40周年となった1日、福知山市役所前で、友好の証しとして植えられた白梅の花が咲き始めた。今年は島原市からの交流団を迎える年であり、白い大きめの花が、春の訪れを告げ、友好ムードを盛り上げている。

 福知山市では28日に最高気温17・3度を記録し、今年最高で4月上旬並みの暖かさとなった。1日も日差しが気持ちの良い天気となっている。

 1969年に福知山藩主だった松平忠房が島原藩に国替えになり、過重となっていた農民の負担を緩和する政策をとるなど民心の安定を図った縁をきっかけに、両市は1983年3月1日に提携を結んだ。市役所前にはその記念として、数十年前に紅梅と白梅をそれぞれ交流事業として植えた。

 市秘書広報課の大槻拓也さんは「新型コロナウイルスの感染症対策でなかなか交流ができていませんでしたが、徐々に再開し始めています。新型コロナの影響を乗り越え、これまで以上に親交を深めていきたいです」と話していた。

 紅梅はまだつぼみで、これから花が開く。

 

写真=島原との友好の梅が咲き始めた(1日午前9時5分ごろ)

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