動物愛護週間ポスターで大臣賞 共栄高の上林さん
2023年10月08日 のニュース
今年度動物愛護週間ポスターのデザイン絵画コンクールで、京都府福知山市東羽合、京都共栄学園高校総合コース美術系3年の上林瑛莉奈さん(京丹波町瑞穂中学校出身)が最優秀の環境大臣賞を受けた。上林さんの作品は今年度の動物愛護週間ポスターに使われた。
コンクールは、動物愛護週間(9月20日~同26日)の普及と動物愛護管理の意識高揚を図るため、環境省と同週間中央行事実行委員会が毎年テーマを変えて実施している。
今年のテーマは「子どもも大人も一緒に考えよう、私たちと動物」で、全国からの応募作を審査の結果、環境大臣賞1点、同委員会委員長賞5点が決まった。
上林さんの作品は、中央のハートの中に「命に責任を」の文字を入れて、周りに犬、猫、ウサギ、インコ、ハムスターを描き、ハートからの光が動物たちに広がっていく様子をアクリル絵の具で表現した。
上林さんは「動物を飼う場合、その命に責任を持ってもらうことが大事で、本当に世話ができるのかよく考え、動物たちに寄り添ってほしいと思って描きました」とコメント。「受賞は大変うれしい。大学に進学し、日本画を学びたいと思っています。これからもいろいろなコンクールに挑戦したい」と話している。
■委員長賞に3年の小野心花さん■
共栄高からは上林さんと同じ系列で学ぶ3年の小野心花さん(養父市養父中学校出身)が、愛犬と自身が見つめ合う姿を描き、同委員長賞に選ばれている。
写真(クリックで拡大)=環境大臣賞を受賞した上林さんと動物愛護週間ポスター