鳥インフル発生予防に京都府が全養鶏場で一斉消毒
2023年02月03日 のニュース
全国的な高病原性鳥インフルエンザの発生を受け、京都府は府内の全養鶏場で、一斉消毒をしている。福知山市内の10カ所を含む全63カ所が対象で、19日までに完了させる。
今シーズンは、昨年10月28日に国内1例目が確認されて以来、1日時点で25道県の71事例が発生。ニワトリなど約1200万羽が殺処分されている。
府内での発生は2004年以降、確認されていないが、近隣県でも発生していて、予防に万全を期すため、一斉消毒を実施。準備が整った養鶏場から順次、府が消毒用の消石灰を配布し、生産者が散布している。
府畜産課は「養鶏農家と行政がしっかり連携し、府内での高病原性鳥インフルエンザの発生を防げるよう、これからも尽力していきたい」と話している。
写真=福知山市内の養鶏場でも消毒が実施されている(立ち入り禁止のため京都府撮影)