三和の小さな手作り牧場、手紡ぎの毛糸のショップ開店
2020年04月11日 のニュース
京都府福知山市三和町梅原の小さな手作り牧場・みわファームに、手紡ぎの毛糸などを販売する店「Wool&Woof」が開店した。知人の刺繍作家が手がけたキーホルダーなど、犬グッズも並べている。
みわファームは、旭敏之さんと弘子さん夫婦が運営。羊25頭、ボーダーコリー(牧羊犬)8匹、カモ5羽などを飼育していて、カフェや宿泊施設もあり、羊追いなどの体験もできる。
これまでから少量の羊毛は扱っていたが、昨年3月にウール加工のスタッフ3人を雇用したのを機に、本格的な販売に着手。ファーム内の物置小屋(約15平方メートル)を整理し、今年4月からオープンさせた。
刈り取ったままの羊毛、精練してすいた羊毛、手紡ぎの毛糸などで、染色したものもある。現在は、昨年に刈り取った羊毛を販売しているが、これから刈り取る分についても、随時並べるという。
さらにスタッフらが手作りした毛糸の服飾品を売り出すことも視野に入れ、準備を進めている。
犬グッズは、犬の刺繍をあしらったキーホルダーやパスケース、カードケースのほか、弘子さんが仕入れた置物などが並んでいる。
弘子さんは「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月6日まで宿泊やカフェなどはお休みにしていますが、ショップは事前に連絡していただければ、開けることにしています」とし、郵送での販売も受け付ける。
来店の事前連絡、郵送の問い合わせは弘子さんの携帯電話090・9542・9890へ。
写真上=手紡ぎの毛糸などが並んでいる
写真下=開店したショップと旭弘子さん