上豊富5カ寺の僧侶が托鉢 戸口に立って般若心経

2022年11月19日 のニュース

 京都府福知山市上豊富地区の5カ寺でつくる上豊富仏教会「慈攝会」(会長・平出彰靖觀興寺住職)は19日、助け合いの托鉢をした。各寺の僧侶5人が地区内を回り、住民たちに協力を求めた。

 午前8時に下戸の集落を出発し、午前中は小牧、談、法用、樽水、甘栗を手分けして歩き、家の前で般若心経を唱えた。

 僧侶たちの姿に気付いた住民たちは浄財を差し出して手を合わせた。平出会長(68)は「この2年間は、一軒ずつ回って経を唱えるのは住民のみなさんを不安な気持ちにさせると思い、自粛していましたが、ウイズコロナの観点から再開を決めました。托鉢を通じて地域をお守りしたい」と話している。

 托鉢は20日も実施し、石場、榎原方面を回る予定。集まった浄財は地域の福祉に寄せる。

 

写真=托鉢する僧侶たち(19日午前8時すぎ)

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