福知山のコロナワクチン接種順調 13日時点で1万回に

2021年06月15日 のニュース

 京都府福知山市議会の本会議が14日に再開し、一般質問の初日を迎えた。登壇した議員6人のうち3人が、新型コロナウイルスワクチンの接種状況について質問。福祉保健部長らが答弁し、予約、接種ともに順調に行われている-との見解を示した。

 65歳以上の市民(約2万3千人)の接種状況について、柴田部長は「国の接種管理システムによると、13日時点で1回目が8668人、2回目は1338人の接種が完了している」と説明。会場内では大きな副反応は確認されておらず、おおむねトラブルなく、接種が進められているという。

 予約のコールセンターと特設窓口での対応については、接種券発行の翌日と翌々日は、電話がつながりにくい時間はあったものの、それ以外は落ち着いているといい、コールセンターの一日平均の実績は206件、窓口は多い日でも50件程度で、待ち時間もほとんど無い状況という。

 ただ、集団接種は希望率が高く、部長は「一日あたりの接種人数を増やすとともに、接種日の追加、土曜日の時間延長など予約枠を拡大し、対応している」とした。

■64歳以下の優先予約は7月中旬開始 基礎疾患ある人ら対象に■

 また今後のスケジュールを問われ、大橋一夫市長が答弁。「高齢者が終われば、12歳~64歳の約4万5500人の接種に移る。準備ができ次第、案内文と接種券を発送し、7月中旬に基礎疾患のある人、訪問系サービス事業所などの従事者、保育現場の職員から優先予約を開始する。このあと、その他の64歳以下の予約を始める」とした。

 65歳以上の人の2回接種が完了する時期については「当初の計画では、8月末までとしていたが、1カ月前倒しで取り組んでいる」とし、7月中に終える考えを示した。しかし、全体の完了日については「明確な見通しを立てるのは難しい」と答えた。

 

 

写真=市武道館で接種を受ける市民

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