緊急事態宣言後を見据え草刈りや清掃など 京都大呂ガーデンテラスが営業再開準備
2021年06月15日 のニュース

新型コロナウイルスの影響で臨時休業中の京都府福知山市大呂、市大呂自然休養村センター・京都大呂ガーデンテラスは、21日以降の営業再開に向けて清掃などの準備を進めている。
施設は兵庫県丹波市の丹波悠遊の森協会(山口嘉幸社長)が、2018年4月から指定管理者となって運営。コロナの影響は大きく、20年度の売り上げは19年度と比べて、レストランは半減、宿泊施設は微減した。
一方で、密が避けられるレジャーということでアウトドア人気に拍車がかかり、オートキャンプ場は1・7倍に増加。人との接触機会が少ないと注目が集まる車中泊に対応するため、駐車場を整備して電源設備を利用できる「RVサイト」を4月24日にオープンした。
ところが、感染拡大に伴う3度目の緊急事態宣言が京都府などに発令され、4月25日から臨時休業。それから従業員たちは、キャンプ場の草刈りや設営したままだったテントのメンテナンスなどの作業を行っている。
副施設長の神崎恵子さんは「宣言期間後の21日以降のキャンプ場は、土曜日や連休の予約が3カ月先まで埋まっています。これから夏本番なので、お客様が安心して利用できるようキャンプ場のサイト数を減らすなどの対策をしています。ぜひ楽しんで帰ってもらいたい」と話している。
写真=グランピングテントのメンテナンスをする従業員