80センチほどのオオサンショウウオ 川北の川で住民が発見
2021年06月14日 のニュース

日本固有の両生類で、清流に生息する国の特別天然記念物・オオサンショウウオが14日、京都府福知山市川北の大砂利川に姿を現し、住民が珍しそうに見ていた。
午前6時ごろ、近所の人が褐色のオオサンショウウオを発見。体長約80センチの体をくねらせたり、上流に向かって前に進んだりする様子が見られた。
連絡を受けた自治会長の塩見隆司さん(75)は「昔、お年寄りから、大砂利川にはオオサンショウウオがいると聞いていてきれいな川だと思っていました。この川で見たことはありませんでしたが、古老の話は本当だったんだなと思いました」と話していた。
特別天然記念物のため手を出さず、市役所に連絡した。
写真=勢いよく流れる水のなかで、じっとしているオオサンショウウオ(14日午前7時ごろ)