統合の六人部小学校で増築工事完成 2学期から使用開始
2020年08月24日 のニュース
京都府福知山市上松の六人部小学校(足立健校長)で進められていた本館棟の増築工事が完了した。今年は新型コロナウイルスの影響で夏休みが短縮され24日から2学期が始まり、児童が利用する。
六人部地域の上六人部、中六人部小学校が一昨年4月に下六人部小へ統合。昨年、六人部小学校に校名変更した。
統合後もなんとか教室をやりくりしていたが、今後の児童数増加や特別教室の確保などを見越して、昨年10月から増築工事に着手した。
本館棟の北西側に建っていた平屋建ての配膳室などを撤去し、本館棟を増築する形で鉄筋コンクリート造2階建ての建物を整備した。
増築部分は延べ床面積364平方メートル。1階には児童と来客用の昇降口、配膳室を設け、2階には普通教室2つを配置した。教室は6年生2クラス(68人)が入る。これまで6年生が使っていた本館棟の教室は多目的に使用していく。
建設工事は7月28日に完了。2学期からすぐに児童が使えるように、夏休み中に教職員が机やいすなどの引っ越しを終わらせた。
完成を祝って、地元の団体や企業から図書用ラック、げた箱の三角柱の学級名表示プレート、テレビの寄贈があった。
写真=完成した六人部小学校の増築部分(向かって左側)。2階に2教室ある