やりたいこと少し我慢の2学期始まる コロナ禍に「工夫しながら学習しよう」

2020年08月24日 のニュース

 京都府福知山市の市立小中学校で24日、2学期の始業式が行われた。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、1学期に長期休校があり夏休みが短縮されたが、子どもたちは宿題を持って元気に登校した。

 前田の雀部小学校(葦原宏校長、491人)では、1学期の終業式はコロナ感染予防で密を避けるためグラウンドで行ったが、始業式は熱中症予防も兼ねて、校内放送を使い各教室で実施。児童たちは、マスクを着けて席に座り、静かに式に臨んだ。

 葦原校長はあいさつで「夏休みはこれまでは40日間ほどあったので、ことしは短いなと感じた人もいるでしょう」と話し、「コロナウイルスに感染する人は今も増えていて、手洗いやうがい、消毒などをきちんとして、感染しないようにしながら、やりたいことを少し我慢、工夫しながら学習、行事を進めていきましょう。小さなチャレンジが積み重なると、大きな力になり、大きな成長につながるので、2学期も楽しい学校生活を送りましょう」と呼びかけた。

 式後は掃除をしたあと、各クラスで学級活動をして、宿題などを提出した。
 
 
写真=教室で始業式に臨む児童(24日午前8時40分ごろ、雀部小で)

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