コロナで生活苦しく、社会福祉協議会の特別貸し付け申請307件

2020年08月04日 のニュース

 京都府福知山市の市社会福祉協議会(夜久豊基会長)が取り扱う「緊急小口資金などの特例貸し付け」の申請が増えている。新型コロナウイルス感染症による影響で生活が苦しくなった人へ、最高で月20万円を、保証人不要の無利子で貸すもので、市内の総申請数は7月末現在で307件となった。

 単身世帯に上限15万円以内、2人以上の世帯に毎月20万円以内を3カ月貸し付ける総合支援資金と、上限10万円(特例20万円)が1回だけの緊急小口資金の2つがあり、総合支援には110件、緊急小口には197件の申請があった。総申請額は9717万2千円となる。

 市社協では毎年、生活困窮者向けに生活福祉資金の貸し付けにも取り組んでいるが、申請は年に20件ほどで、特例貸し付けの申請数は「生活福祉金の状況と比較すると、かなり多い状態です」という。
悲痛な声多く

 20代から70代までの幅広い世代で申請があり、業種は飲食店関係、イベント会社や派遣社員が多く、最近は外国籍の人も増えている。「シフトを減らされて収入が減った」「学校が休校になったため母親が働きに出られなくなった」「イベントが無くなって収入が無い状態になった」などと悲痛な声が上がっている。

 また、相談件数は申請数を上回る373件で、今も一日に5件ほどの相談が寄せられる。市社協の田中悟常務理事兼事務局長は「平常時とは桁違いに多くなっています。先が見えない状態だが特例貸し付け制度などを活用し、何とか生活の立て直しに向かってほしい」と厳しい表情を見せる。

 府内全体での7月29日までの総合支援、緊急小口の貸し付け決定数は、総合が1万6574件の58億9151万7千円、緊急が1万1324件の31億6587万1千円になる。

 いずれも9月30日まで申請を受け付けている。

 問い合わせ、申し込みは平日午前9時から午後4時までに、市社協権利擁護センター、電話(25)3211まで。

 
写真=特例貸し付けの申請書

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