桔梗紋と麒麟描いたキリン一番搾り 光秀ゆかりの地で限定販売
2020年03月10日 のニュース
大手飲料メーカーのキリングループは10日、京都府福知山市ゆかりの明智光秀を描いたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を受け、明智家の桔梗紋や麒麟を描いたオリジナルデザインのペットボトル炭酸飲料「キリンレモン」(450ミリリットル)と缶ビール「キリン一番搾り」(350ミリリットル)の販売を、福知山市などゆかりの地がある近畿・中部地方の13府県限定で始めた。数量限定。
慶事の前触れに姿を現すとされる霊獣・麒麟は、キリングループのシンボルとして親しまれており、“キリン”つながりで光秀ゆかりの地を盛り上げたいと今回の企画が実現した。
キリンビバレッジ近畿圏地区本部(大阪市)が炭酸飲料、キリンビール近畿圏統括本部(同)が缶ビールを手掛ける。
このうち、福知山市東堀、バザールタウン福知山(池田陽一店長)では9日夕、光秀に関する商品を集めた特設コーナーで、2商品の売り場作りが行われた。「キリンつながりでまさにベストマッチ」と声をそろえるキリンの社員らが、看板や幟も取り付けて商品を並べた。同店ではキリンレモン70ケース(1ケース24本)、一番搾り80ケース(同)を取り扱う。
13府県全体では、キリンレモンは約2万ケース、一番搾りは約1万8千ケースになる。
キリンビバレッジ近畿圏地区本部京滋支社の武田桂一支社長は「新型コロナウイルスによる影響が心配ですが、福知山のみなさん待望の大河ドラマですので、商品を通じて応援をしたい。市外から訪れる方にも手に取って話題にしていただくことで、福知山の元気につながればうれしいです」と期待を込めた。
写真=「麒麟がくる」ラベルのキリン飲料2商品の売り場作りが進む(9日午後、バザールタウン福知山で)