入院患者の陽性判明 ライブハウスで職員感染の市民病院
2020年03月10日 のニュース
京都府は10日、介護職員が新型コロナウイルスに感染していた市立福知山市民病院関係で、新たに1人の陽性が判明したと発表した。70歳代の女性入院患者で、同室の3人は陰性だった。
同病院は40歳代の女性介護福祉士が大阪のライブハウスを訪れ、感染していることが7日に判明した。その後、濃厚接触者の医療従事者、入院患者計193人の検査が進められ、9日の段階で同僚看護師1人の感染が判明していた。
新たに分かった患者は消化器疾患により2月19日から入院していた。同月27日の段階ではレントゲン検査で肺炎所見は無かった。9日に検体採取し、10日午後、陽性が判明した。
3月7日には体温が37.6度あったが、咳など呼吸器症状は無く、現在は熱も無いという。基礎疾患の消化器疾患の病状も安定している。