宝船、宝恵駕籠が巡行 11年ぶりに初えびす復活

2020年01月10日 のニュース

 福知山商工会議所青年部(岸本道徳会長)は、「初えびす」を京都府福知山市内の中心市街地で9日に催した。11年ぶりの復活で、宝船や福女を乗せた宝恵駕籠が巡行したほか、福男レースを初開催。多くの人が見物に訪れ、商売繁盛、家内安全などを願った。市、両丹日日新聞社後援。

1994年に始まった新春の初えびすは、2009年を最後に途切れたが、地域活性化や商売繁盛の機運を高めよう-と復活させることに。新たに立ち上げたEVISU-MARU委員会(谷龍太郎委員長)を中心に、準備を進めてきた。

宝船は、2トントラックを改造した従来のものを使用。長さ7メートル、高さ6メートルほどある。当日は、七福神に扮した青年部OBらを乗せ、福女が乗る宝恵駕籠とともに、広小路商店街の市商工会館前を出発。新町、ききょう通り、駅前など各商店街を巡行した。

時折、雨が降るあいにくの天気になったが、「商売繁盛でササ持って来い!」の掛け声を響かせ、太鼓を打ち鳴らしながら練り歩き、行く先々で手打ち式もして、商売繁盛を祈願していた。


写真=七福神を乗せた宝船が巡行した

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