棚田で鎌を手に稲刈り体験 美鈴小の全校児童
2019年09月09日 のニュース
日本の棚田百選に入っている京都府福知山市大江町毛原の棚田で9日、同町二俣三の美鈴小学校(村上誠校長)の全校児童23人が稲刈りを体験した。ずっしり実った稲を鎌で刈り取り、収穫の喜びを味わった。
地元の人が管理する田3枚(計1・5アール)で、このうち2枚の田は5月に同校の上級生たちがコシヒカリの苗を植えた。
住民から、「握手をするように稲を握って刈って」とアドバイスを受けたあと田んぼの中に入り、鎌を使って刈り取った。
上級生たちは毎年行っているため、器用に手を動かし作業。1年生たちは先生に手を添えてもらって刈っていった。収穫した稲は地元で脱穀、精米する。
初めて稲刈りをした1年生の岸本碧葉さんと佐藤菜々花さんは「疲れたけど楽しかった。難しかったけど頑張りました」と話していた。
刈り取り作業のあと、近くの棚田の里ブルーベリーガーデンで、ブルーベリーの実の摘み取りも体験した。
写真=手際よく刈り取っていった(9日午前9時40分ごろ)