山里のアジサイ寺 色鮮やかに3万本
2019年06月22日 のニュース

京都府福知山市夜久野町畑の円満院(山崎淳道住職)でアジサイが見ごろを迎え、写真愛好家らが多数訪れている。青やピンク、白など色とりどりに咲いている。6月いっぱいがみごろという。観賞無料。
高台にある寺院に続くつづら折りの参道沿いや本堂横の階段、駐車場付近にかけて約1500株、3万本のアジサイが植えられている。
「山里のアジサイ寺」として知られ、花を見に来る人が年々増加。今年も写真愛好家が境内でさまざまな角度から撮影を楽しむ姿がみられる。福祉施設などからも訪れている。
色づき始めたのは例年並みの10日ほど前から。山崎住職は「今年は心配していた獣害がありませんでした。檀家の人たちが施肥や除草作業などの協力をしてくれて順調に育ちました」と喜んでいる。
■30日に恒例のまつり■
30日午前10時から午前中、同寺観音講主催のあじさいまつりが開かれる。地元の交流施設「ななっこ」が協力し、軽食や飲み物類を販売する。
市街地から行く場合、国道9号の夜久野トンネルを抜けて最初の信号を右折し、案内看板に沿って山間の道を約6キロ進む。
写真=境内いっぱいに咲くアジサイ