惇明小で通学路点検 大津の事故受け念入りに
2019年05月11日 のニュース
京都府福知山市内記五丁目の惇明小学校(芦田昌雄校長、582人)は10日、学校公開日に合わせて通学路点検に取り組んだ。保護者、地域住民らが子どもたちと一緒に下校し、通学路の危険箇所などを確認。8日に滋賀県大津市で、信号待ちをしていた保育園児らの列に車が突っ込み16人が死傷する事故が起きたことを心にとどめ、保護者らは念入りにチェックした。
同校では毎年この時期に通学路の点検をしており、危険箇所へのガードレール設置、白線の修復といった改善点をまとめて市などへ報告している。
この日、下校前には教員らによる横断歩道の渡り方指導もした。信号待ちの時は車道に近づきすぎないこと、班長と副班長が班員の横断を守ることなどを下校班ごとに徹底。校庭に引かれた白線で道路を渡る練習をしたあと、帰路に就いた。
帰り道では、車が急に出て来そうなポイントをチェック。保護者らは、子どもたちの道路の歩き方なども確認した。
写真=校庭で横断歩道の渡り方の練習もした