惇明小5年が学校で黒大豆枝豆を植え付け

2023年06月29日 のニュース

 京都府福知山市内記五丁目、惇明小学校5年生96人が、市内で栽培されている黒大豆枝豆について学習。代表児童6人がこのほど、学校の畑に苗を植え付けた。10月中旬に収穫し、家庭科の調理実習で味わう予定といい、「大きく育ってね」と願いを込めて土をかぶせた。

 府北部地域の特徴を探究する「惇明街角トレジャーハンター」の一環で、総合的な学習の時間に実施。半田営農の相談役で、府が認定する「きょうと食いく先生」の森島邦夫さん(88)、府中丹西農業改良普及センターの職員が講師を務めた。

 森島さんらは、福知山は黒大豆枝豆の産地で、昨年から給食の献立にも入っていること、収穫時期によって黒大豆になることなどを解説。このあと5年生全員で植え付けをする予定だったが、天候の関係で代表児童6人が体験した。

 校舎内から畑に移動し、水道用のパイプを土に挿して穴を開ける係と、苗を植える係に分かれて作業。小雨が降る中だったが、「しっかり土をかぶせるんだよ」など、森島さんの助言に耳を傾けながら、熱心に手を動かしていた。

 苗を植えた岡本彰真君は「黒大豆枝豆の成長過程や、収穫せずにいると黒大豆になることなどを教わり、とても勉強になりました。食べるのが楽しみで、元気に育ってほしい」と、収穫の時期を楽しみにしていた。

 

写真(クリックで拡大)=手分けして苗を植えた

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