ムベの実 今年もたわわ 収穫作業始まる 国道9号沿いで販売も 夜久野町西垣
2026年11月04日 のニュース
京都府福知山市夜久野町西垣地区の特産品で、不老長寿の実と伝わる果実・ムベが収穫期を迎えた。初日の3日には、地元住民たちが、実の色や熟し具合を確かめながら、食べごろのムベを一つずつはさみで切り取っていった。今年は約2千個の収穫を見込む。
地元の西垣自治会が、特産品化して地域を「元気村」にしようと、2016年に着手。約7アールの休耕田を活用して栽培を始めた。雪害を受けた年もあったが、地域の人たちが手を掛けながら栽培を続けている。
3日は収穫祭として、住民14人が参加した。農園に入り、葉の間に鈴なりになった紫色の実を前に、色や熟し具合を見極めながら、今季初の収穫作業に汗を流した。ムベは一つずつ丁寧にパックに詰めた。
国道9号沿いで販売を開始
収穫したムベは同日から、同町日置の国道9号沿いにある「汁なし担々麺とがし」の店舗横に設けた直売所で販売を始めた。3~5個入り1パックが税込み900円で、その日の収穫分を午前11時30分から午後3時まで並べる。なくなり次第終了し、23日まで販売する予定。
羽上田良和自治会長(75)は、「春先の摘果作業のおかげで、大きな実に育っています。甘くておいしく、珍しい地域の特産品をぜひ味わってください」と呼びかけている。
ムベはアケビ科のつる性植物。天智天皇(626~671年)が、元気な老夫婦から長寿の秘訣として果物を差し出されて食べ、「むべなるかな(もっともであるな)」と答えたことが名前の由来とされる。
写真(クリックで拡大)=たわわに実ったムベ








