教育、子育て、人道援助 「多くの人に学びと成長の場を提供できたらと」異分野で活動している女性3人がタガイニーを設立
2026年10月25日 のニュース
京都府福知山市内で教育、子育て支援、人道援助の分野で活動している女性3人が、一般社団法人TAGAINY(タガイニー)をこのほど立ち上げた。3人がそれぞれの事業を補うことで、活動の幅をより広げ、多くの人たちに、多文化共生社会の中で、深みのある学びと成長の場を提供していきたいと考えている。
メンバーは、「放課後スクールここはじ」を拠点に学習支援活動や異世代交流を特徴とする居場所づくりなどに取り組む小瀧真里さん、産後間もない親子に寄り添った支援をする「スマイルママベビー」の足立喜代美さん、アフリカ・シエラレオネ共和国の子どもたちへの教育支援「夢の架け橋」や国境なき医師団で活動する沢田さやかさん。
これまで個人で活動してきた3人は、それぞれ資金や時間、人員などの面で限界を感じていた。また、自身が活動を続けられなくなった場合、活動そのものが途絶えてしまうことにも不安を抱えていた。
活動内容や開始時期こそ異なるが、生きづらさやしんどい思いをしている子どもや親子を何とかしたいという気持ちは同じで、支援し合える組織をつくろうと、8月に一般社団法人を設立した。法人名は、助け合う意味がある「互いに」から命名。代表理事は小瀧さんと沢田さんで、足立さんは理事を務める。
これまで通り各自の活動は続けながら、3人の事業が継続できるように、活動に対する補助金の申請や人員の確保などについて、助言や相談をし合えるようにする。小瀧さんは「本当だったらそれぞれが法人を立ち上げてもおかしくないが、3人がつながり、一つの法人を立ち上げたことで、3倍以上の効果が生まれる」と期待する。
幅広い世代への 切れ目ない支援を
具体的には、小瀧さんが主宰する「ここはじ」に来る子どもたちに、沢田さんが外国の話をしたり、足立さんの「スマイルママベビー」で対象となる外国籍の母親の通訳を沢田さんが行ったりするほか、小瀧さんと足立さんも沢田さんの活動を後押ししたいと考えていて、互いに支え合える組織づくりをめざす。
3人の活動をつなげると、乳幼児から児童・生徒、大人まで幅広い年齢層の人たちに、切れ目のない支援が続けられるという。足立さんは「3人のネットワークを更に結ぶことで、活動の幅がより広がる」と確信する。
沢田さんは「どんな慈善活動でも資金がないと継続は難しい。将来はタガイニーで働く人たちに、生活費となる報酬がきちんと払えるようにしていきたい」と考えている。
写真(クリックで拡大)=3人で力を合わせて取り組んでいく(左から足立さん、小瀧さん、沢田さん)








