介助は気配りを大切に 昭和小5年生が車いす体験

2026年06月13日 のニュース

 京都府福知山市北本町一区の昭和小学校(勝村輝幸校長)で12日、5年生109人が車いすについて学ぶ授業を受けた。実際に車いすを操作し、介助もすることで、段差を一人で上れない-といった利用者の苦労のほか、介助では気配りが大切なことを実感した。

 バリアフリーやユニバーサルデザインを学んだり、福祉や障害への理解を深めたりするのが目的。市社会福祉協議会の大石ゆかりさん、岸本晋吾さんが講師を務め、北京都ジョブパークとも連携して実施した。

 「急に動き出すと利用者は怖いから、『動きます』と声を掛けてからにしよう」「段差を下りる際は後ろ向きで」などと教わってから実践。体育館に設けたコースを使い、2人1組になって取り組んだ。

 コーンにぶつからないよう8の字に進んだり、段差を進む際の介助もしたりして、自走と介助する側、される側を体験。介助側の児童は「段差を上がります」と声を掛けるなど、コミュニケーションを取りながら車いすを押していた。

 男子児童は「車いすは歩くより不自由で、利用者は大変だなと思いました。介助の体験は声掛けをしっかりできたので、困っている車いすの人がいたら、できるだけ助けてあげたいです」と話していた。

 この日は、福知山市役所の職員で車いす利用者の高日恵太さん、市身体障害者団体連合会の樋口智子会長が、障害や普段の生活について話した。障害の有無にかかわらず楽しめるスポーツ、ボッチャの体験会もあった。


写真(クリックで拡大)=段差での介助は慎重に(12日午前9時45分ごろ)

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