【令和8年熊本地震】猛暑の被災地、支援の実態、現地の様子や課題など 派遣のDMATら活動報告
2026年09月03日 のニュース
熊本地震の被災地で活動した市立福知山市民病院の医師や看護師、京都府福知山市職員による報告会が1日、市役所隣のハピネスふくちやまで開かれた。電気や水道が十分でない環境や暑さなどに対応しつつ、現地の人々の生活を守る支援を通じて感じたこと、福知山で必要な備えなどを伝えた。
1日現在で市内からは、DMAT(災害派遣医療チーム)で1隊6人、災害支援ナースに3人、日本医師会災害医療チーム(JMAT)京都隊に1人、住家被害調査業務に2人を派遣してきた。災害支援ナースには、あと2人の派遣を予定している。
DMATで活動した市民病院地域救命救急センター長の村尾允弥医師(37)と同院診療情報管理士の瀧口信太朗さん(37)、災害支援ナースを務めた同院副看護師長の片山歩看護師(54)、住家被害調査業務にあたった市危機管理室の北垣太志係長(39)の4人が報告をした。
DMATは7月28日の発災直後から出動要請に備え、8月1日に出発。同2日から5日まで氷川町の八代北部地域医療センターに派遣された。八代市内の住宅型有料老人ホームや総合病院で業務にあたり、老人ホームでは電柱倒壊でエアコンがが使えず、40度を超えるような気温の中で作業をした。総合病院では生活用水の制限を受けつつも、次々と訪れる患者への対応に追われた。
村尾医師は「隊員も暑さに気をつけながらの活動になりました。災害時は被災者側、支援者側のいずれにもなり得ることを想定し、いろいろな訓練をしておくことが必要だと感じました」と話した。
このあと、片山看護師が8月18日から21日まで氷川町の老人介護施設で利用者の生活支援にあたったこと、北垣係長が宇土市で同10日から15日まで調査を行う中で見てきた現地行政の態勢についてなど、それぞれ報告した。
報告会には大橋一夫市長をはじめ、市職員たちが参加して耳を傾けた。
写真(クリックで拡大)=DMAT隊員や災害支援ナースらが報告を行った








