「年下の子どもたちに夏の思い出を」 高校生2人で花火大会 天津地区から30人集まる
2026年08月29日 のニュース
京都府福知山市天津地区に住む年下の子どもたちが集まって楽しめる場所を作ろうと、地区内の牧に住む綾部高校3年の足立舜さんと同2年の芦田誠斗さんの2人が27日、近くの念法寺の駐車場で花火大会を開いた。子どもたち約30人と保護者らが参加。2人が用意した手持ち花火などに点火し、にぎやかに夏の思い出を作った。
天津地区では2020年に天津小学校が閉校し、牧では1年ほど前に子ども会が解散。PTAや子ども会で行ってきた夏祭りや花火などの催しが無くなっていた。2人にはそうしたイベントが楽しかった思い出があり、「世代が下の子どもたちのためにも、自分たちでやってみよう」とイベントを企画した。
互いに資金を出し合い、手持ち花火約200本や噴出花火を用意。牧にある念法寺の水口良泉住職に直接相談して快諾を得て、寺の駐車場を会場として借りた。水口住職の厚意で、同寺にあった子ども向けのおもちゃの提供も受け、ビンゴ大会も開けることになった。水口住職は「子どもたちが、自分で企画している姿に感動して協力させてもらいました」と話す。
SNSで地区内の子どもたちが集まりやすい日を調べ、参加を呼びかけていざ本番。当日は年下の子どもたちだけでなく、高校生らも集まり、久しぶりに顔を合わせるなど、ちょっとした同窓会のような雰囲気にもなった。夕方から大雨が降ったが徐々に雨足が弱まり、ビンゴ大会が終わった頃には雨もやんだ。
芦田さんが注意事項をしっかり伝えてから、駐車場に並べられたろうそくに火をともして花火が始まり、子どもたちが花火が燃え尽きるまでの時間を競ったり、写真を撮り合ったりして楽しいひと時を過ごした。
参加した修斉小4年の衣川秀麗さんは「ビンゴは1番でうれしかった。花火はきれいで、みんなとできて楽しかったです」と喜んでいた。
企画した2人は「思ったよりたくさんの人が来てくれてうれしいです。自分たちも楽しめたし、挑戦して良かったです。今後も何かできないか考えたい」と笑顔を見せた。
写真(クリックで拡大)=花火を楽しむ子どもたち









