福知山花火大会、市の共催決定 8月11日に6000発
2026年06月07日 のニュース
京都府福知山市内の由良川河川敷で8月11日午後8時から開かれる花火大会「福知山HANABI2026」(実行委員会主催)は、市が共催することに決まった。昨年より2千発多い6千発を約45分で打ち上げ、有料観覧席は約5500人とし、観客は約2万人を見込む。
夏の花火大会は、2013年の露店爆発炎上事故後は開催されていなかったが、24年から市内有志による実行委が新たな主催者となり復活した。市は後援をしてきたが、打ち上げ数が事故以前と同規模になることなどを踏まえ、より安全面に関与しようと、一歩踏み込んだ形をとった。
共催にあたり、実行委とは役割分担を明確にした協定書を2日に締結した。花火大会での第一義的な責任は実行委が負い、市はそれを補完する立場をとり、大会の企画、運営や安全対策は実行委に委ねつつ、安全対策全般が適切かの確認、対策上必要な関係機関との調整といった役割を担う。
安全対策が市の求める要件に該当しない場合には、共催の承認を取り消す場合もあるという。
チケット販売は6月中旬から
実行委では6月中旬から、有料観覧席チケットの先行販売を市内で始める。場所は福知堂▽フラワーショップCandy▽福知山観光協会▽ブックオフ福知山駅南店▽ホビーオフ福知山荒河店▽ヘアーサロン舞田の6カ所。先着順で希望する席を選べる。シート席(約5人分)は税込み1万円、階段席は1人2千円。チケットぴあなどでの販売は下旬から。
市内在住の中高生を対象に、先着400人を無料で招待する。チケット販売店で、短冊に夢を書き込んだ中高生にチケットを贈る取り組みで、短冊は1尺玉花火に張り付けて打ち上げる。チケット販売や中高生招待は開始日が決まれば実行委ホームページ、インスタグラムで知らせる。
露店は約50店を分散
市と安全面を調整
露店は約50店舗を、御霊公園と、周辺の2カ所程度に設置して来場者の分散を図る。また、河川敷内の花火の打ち上げ場所を増やし、音無瀬橋が見える場所なら、市内のどこからでも花火が楽しめるようにする。広小路通りでは花火後に福知山踊りの披露も企画している。
協賛やボランティアも募集しており、実行委のホームページから応募できる。協賛は先着順。復活を望む声が多かった「みんなの花火」にも6月中旬から取り組み、チケット販売所と市役所に募金箱を設置して個人の寄付も受け付ける。
このほか、福知山城天守閣の再建40周年を記念し、福知山城公園内への有料観覧席の設置、身体障害者や要介助者が安心して花火が見られるように市役所庁舎内へ観覧席を設けることも考えおり、今後、市と大会全体の安全面の調整を進める中で実現をめざす。
大会テーマは「JOY HERE-いま、再び。この空で」。実行委の奥田友昭委員長は「花火があって踊りがある、福知山の夏を子どもたちに残していきたい。まだその途中で、市とも協力しつつ、しっかりと安全に進めていきたい。いろいろな形で参加して大会を体感し、人とのつながりも感じてもらえればうれしいです」と話している。
写真(クリックで拡大)=今年は6000発の花火を打ち上げる(写真は昨年大会)








