古民家改修して地域の交流拠点に 生活用品と喫茶の店、来月19日にオープン 大江町毛原
2026年06月08日 のニュース
地域おこし協力隊員岩尾美咲さん
約600枚の棚田が広がる京都府福知山市大江町毛原に7月19日、かやぶき古民家を改装した生活用品と喫茶の店「柊結舎」がオープンする。店主は、毛原を含む河守上地区で地域おこし協力隊員として活動する岩尾美咲さん(28)。地区内外の人たちが集い、つながりを結ぶ交流拠点にしたいと考えている。
岩尾さんは神奈川県横浜市生まれで、一昨年11月に福知山市の地域おこし協力隊員となり、同地区で地域活動に携わっている。
昨年古いリヤカーを改造し、コーヒーなどが飲める屋台を製作。地域のイベントなどに出店してきた中で、町内に地域住民が集まれる場所が少ない-と感じ、幅広い世代が集えるコミュニティースペースづくりを計画した。
滋賀県大津市の和菓子製造業者が所有する築100年を超える平屋の古民家を借りて開く。
開放感のある部屋と縁側で飲食や会話を楽しめる。メニューは、新鮮な野菜や米こうじなどを使ったおばんざいのランチ、果物などを用いた四季を感じられる飲み物などを出す。
町内に住む元調理人の女性がスタッフとなり、岩尾さんと協力しながら、地元の食材にこだわった健康的な料理を提供する。
室内には、鍋や陶製のつぼ、竹かご、ガラス瓶、ホーローのバットなど、メーカー製の生活用品や町内の民家にあった古い道具などを展示。購入もできるようにする。
定期的にみそ作りなどのワークショップの開催も計画。映画の上映会などを実施したいと考えている。また、土間のスペースには町内の土産品などを置くアンテナショップも設ける。改装は3月から始め、現在壁のしっくい塗りなどを進めている。
将来、離れをサテライトオフィスにして、企業に活用してもらうほか、蔵を1組限定の宿泊施設にする構想も立てている。
「地域住民と地域外の人たちをつなぐだけでなく、地域内の人同士もこれまで以上につながることができれば」と岩尾さん。「古民家を再生するだけでなく、ここで学びを深め、大江町の良さを再認識し、町の未来をみんなで豊かにしていきたい」と願っている。








