共栄高OB医師らが後輩案内 市民病院を見学、皮膚の縫合体験など、医療現場への理解を深める
2026年08月10日 のニュース
京都府福知山市東羽合の京都共栄学園高校バタビアコースの1年生16人が7日、進路学習の一環として、厚中問屋町の市立福知山市民病院を見学した。同校OBの医師らの案内で手術室などを見て回り、皮膚の縫合体験にも挑戦し、医療現場への理解を深めた。
病院見学は、同病院消化器内科医長の辻俊史医師(47)が、恩師である京都共栄学園の現理事長・中井博之さんの依頼で、約20年前に母校で出前授業を行ったことがきっかけ。2019年に病院見学へと発展し、コロナ禍で中断したものの、3年前に再開。同校OBの医師や薬剤師が中心となって、後輩たちが医療現場に触れる機会を設けている。
この日は3班に分かれて院内を見学。手術室では設備について説明を受けたほか、皮膚の縫合体験では練習用のブタの皮膚を使い、持針器で針を持ち、ピンセットで縫合糸を扱いながら、一針一針慎重に縫い合わせる作業に挑戦した。
辻医師は「地方では医師不足が慢性化している。当院の研修医の指導体制が全国から評価されていることを知ってもらえたらうれしい。19年に参加した生徒が当院での研修を希望するなど成果も出ている。今後も継続的に交流を重ね、地域出身者が将来戻ってきて、生まれ育った地域の医療に貢献してもらえれば」と期待を寄せた。
写真(クリックで拡大)=共栄OBの医師(左)から皮膚の縫合技術を学ぶ生徒たち








