日本酒の国際品評会でどぶろく「鬼ババァー」が銀賞 初めての出品で2銘柄

2026年06月10日 のニュース

 日本酒の国際品評会「Tokyo酒チャレンジ2026」(酒ソムリエ協会主催)で、京都府福知山市大江町河守、割烹さとうが醸造した濁酒(どぶろく)「鬼ババァー」2銘柄が、第3席に相当するシルバー(銀賞)に選ばれた。初めての出品で、同店の杜氏、佐藤則子さん(75)は「国際的な大会で入賞できて良かった」と喜んでいる。

 酒チャレンジは、酒ソムリエ協会(本部・ロンドン)が世界各国で開催する日本酒を中心とした国際酒品評会で、本醸造、純米、大吟醸、どぶろく、古酒、クラフト酒などの日本酒が応募対象となる。各国の酒ソムリエ資格保持者らが味、香り、品質、ラベル・パッケージの美しさを審査する。

 今年は昨年に続き、3月に東京都内で開催。審査の結果、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4段階の賞とベストデザイン賞が決まった。今回の大会ではプラチナ16点、ゴールド27点が選ばれ、京都府内からの受賞はなかった。シルバーには57点が選ばれた。

 割烹さとうからは、鬼ババァーの「赤ラベル生」と「黒ラベル氷温熟成」を出品した。氷温熟成は寒仕込み後に、冷蔵庫の中に入れて、氷温で6カ月以上熟成したもので、昨年から醸造。飲んだ人たちからは「味は滑らかで深みがある」「記憶に残る味」と人気が高い。

 今年1月に石川県で開かれた全国どぶろくコンテストでも氷温熟成の酒を出品し、優秀賞を受賞している。

 杜氏の佐藤さんは「おいしいものはやっぱりおいしいということが証明され、大変うれしい」と喜ぶ。

 2銘柄とも入賞したことについて「まさか入るとは思っていませんでした。外国の人たちは、日本酒は清酒と捉えている方が多いと思っていましたが、どぶろくも認知されていることが分かりました。これからも研究を重ね、多くの人たちに喜んでもらえるものを造っていきたい」と話している。

写真(クリックで拡大)=酒チャレンジでのシルバー入賞を喜ぶ佐藤さん

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