丹鉄の「丹後くろまつ号」が運行10周年 地元食材使うレストラン列車
2024年05月06日 のニュース
京都府北部と兵庫県北部を走る京都丹後鉄道(丹鉄)のレストラン列車「丹後くろまつ号」は、5月25日に運行開始10周年を迎える。それに際し、丹鉄を運行するウィラートレインズ(本社・宮津市、飯島徹社長)は記念イベントを行う。
くろまつ号は2014年5月25日に運行を開始。毎年「春・夏」「秋・冬」ごとにメニューを切り替え、モーニング、ランチ、スイーツなどのコースを用意している。地元食材を使った料理を味わいながら丹鉄沿線の景色を楽しめることで人気がある。
イベントは、25日以降にくろまつ号に乗車した先着1千人に10周年記念硬券を配布するほか、くろまつ号のアテンダントがデザインした記念ヘッドマークを車両に装着し運行する。6月30日まで。
25日は一日限定で、10周年仕様にデコレーションされたデザートを各コースで提供し、記念ピンバッジ、チョロQがもらえる。現在はどのコースもキャンセル待ち状態。予約状況は随時、同社ホームページ上で確認できる。
このほか、同日から記念撮影用の手持ちパネルや記念乗車証を新しいデザインにリニューアルする。
丹鉄は「日頃から応援していただいているお客さまに感謝の気持ちを込め、イベントを開催します。今後とも丹鉄は地域のみなさんに愛される鉄道をめざして参ります」としている。
写真(クリックで拡大)=運行開始10周年を迎える「丹後くろまつ号」