持続可能な地域づくりを-庵我まち協が発足

2024年04月10日 のニュース

 福知山市庵我(あんが)地区の住民でつくる庵我まちづくり協議会(大嶋哲朗会長)は7日、活動拠点となる庵我会館=中=で発足記念イベントを開いた。記念式典などが催され、「住民たちで力を合わせて持続可能な地域づくりを進めていこう」と結束した。

 協議会は1日に発足。地域資源や特性を生かし、住民の出番を引き出すことを第一義に、誰もが安心安全に暮らしていけるよう、生活基盤の確保、地域活性化、移住促進などに取り組んでいく。

 記念イベントは「みんなで参加! みんなで楽しく!」をコンセプトに「庵我まちづくりフェスタ2024」と銘打って開いた。式典は庵我会館の屋外スペースで行い、多くの地元住民が集うなか、ひまわりこども園の園児や保育士による和太鼓演奏で幕開けした。

 大嶋会長(71)はあいさつで、発足に至るまでに協力した関係者への感謝を述べながら、「『住民の安心と安全を守る』『地域の活性化を行う』『新しい住人を受け入れる』。この3つの目標を達成するために役員は一丸となり、みなさんの先頭に立って活動することをお約束いたします。みんなで一緒に庵我を創生しましょう」と声高らかに呼びかけた。

■子ども支援事業をと基金創設■

 地区内の市職員で構成する庵我会からの寄付を原資に、子ども支援事業を行う庵我こども基金を創設。今回は、それを活用して、藍染めや養蚕といった地域の伝統産業をイメージしたオリジナルのスポーツタオルを制作し、式典でお披露目された。今後地区内のすべての子どもに届けるという。

 式典後は、周辺一帯で、子ども向けのヨーヨー釣りや絵本の読み聞かせ、ステージでの楽器演奏、キッチンカーの飲食コーナー、野菜市、フリーマーケットなど多彩な催しがあり、約500人(主催者発表)が来場してにぎわった。

 

写真(クリックで拡大)=完成したオリジナルタオルをお披露目

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