京都府のインフル 警報レベルに
2024年02月08日 のニュース
京都府は8日午後、府内のインフルエンザが警報レベルを超えたと発表した。警報域になるのは5年ぶり。直近の第5週(1月29日~2月4日)に、調査対象1医療機関あたりの患者数が警報の基準となっている30を上回る31・00になった。
地域別では乙訓が38・57で最も高く、京都市が36・57、山城北が32・25で続く。なお中丹西(福知山市)は17・60だったが、昨年11月27日~12月3日の週に警報レベルを超過し、その後に解除の基準(10)を下回っていないため、警報が継続中となっている。
京都府が警報レベルとなったのは2018年1月7日からが最後。翌19年度は12月に注意報レベルとなったが、本格化する年明けにコロナ禍が始まり、インフルは警報レベルにならなかった。20年、21年度は「警報」「注意報」「流行入り」のいずれにもならなかった。
府健康対策課は、「今後府内全域で流行が拡大すると考えられる」として、外出後等の手洗い励行▽咳・くしゃみが出る時は、ほかのひとにうつさないためマスクを着用し「咳エチケット」に努める▽室内は適切な湿度(50~60%)を保つ▽過労や睡眠不足をさけ、十分な栄養と休養を取るよう呼びかけている。
写真は昨年の惇明小学校