「信長の野望」長野剛さんの光秀で福知山城の御城印
2023年12月27日 のニュース
福知山観光協会(芦田敦嗣会長)が監修した福知山城の御城印の新作が出来た。歴史人物イラストの第一人者、長野剛さんが勇ましく描いた明智光秀のオリジナルイラスト入り。和紙製の限定版2種で、それぞれ税込み700円。1月1日から、福知山城天守閣=京都府福知山市内記一丁目=そばの福知山城おみやげ処で販売する。
福知山城の御城印は、光秀を主人公にしたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に合わせて市が2020年に作ったのを皮切りに、観光協会監修で民間事業者が手掛けた切り絵仕様の限定版(税込み800円)も同年に誕生した。
現行の限定版は、登城記念証のほか、御城印収集家にも好まれて人気の土産品となっている。在庫は残りわずかで追加生産はしないため、代わりになるものをと、24年の年始からの販売をめざし、観光協会と製造元の民間事業者が限定版第2弾のデザイン構想を練ってきた。
長野さんは、人気シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズや「三國志」シリーズのパッケージイラストをはじめ、様々な書籍の表紙や挿絵を多く手がけてきた。観光協会は「御城印のデザインに武将の姿を採用するのは協会としては初めての試みですが、素晴らしいものが出来ました。多くのみなさんに喜んでもらえると期待しています」と話す。
おみやげ処は午前10時から午後4時まで。年始は、福知山城の開館日に合わせて、正月三が日は営業する。いずれも1月7日から通常通り。
写真(クリックで拡大)=完成した御城印