うまいもん甲子園で2年連続準優勝 淑徳チーム

2023年12月28日 のニュース

 高校生が地元の食材を使ったアレンジ料理の出来を競う「第12回ご当地!絶品うまいもん甲子園」決勝大会で、京都府福知山市正明寺、福知山淑徳高校総合学科調理系列3年の荻野遥花さんと瀧愛結さんのチームが準優勝(農産局長賞)の成績を収めた。2人は昨年の決勝大会でも準優勝している。

 うまいもん甲子園は、一般社団法人全国食の甲子園協会が主催。地元の看板メニューを開発する大会で、優勝チームには農林水産大臣賞が贈られる。今回は全国から79校、304チームが応募し、書類選考やエリア選抜大会を勝ち抜いた8チームと応援投票による1チームが決勝に進んだ。

 近畿エリア代表の淑徳チームは「新米農家のおからー麺」で挑んだ。麺には兵庫県丹波市の新規就農者が無農薬で栽培したイセヒカリの米粉とおから、福知山市中六人部地区の農家が育てた青大豆を使った。

 イセヒカリは精米時に省かれる「小米」を使用。京地鶏のがらでとったスープに、豆乳や豆腐ミート、だしがらの肉などを入れたものをかけて食べるように仕上げた。

 計9チームが臨んだ決勝は、東京都内で開催。冷蔵庫の中にある自分たちの材料がどこにあるのか探すのに時間がかかり、慌てる場面も見られたが、2人はレシピ通りに手際よく調理。最後に審査員の前で温かいスープをかける演出をした。

 リベンジをめざした優勝はならなかったが、瀧さんは「うまいもん甲子園に出場したことで、多くのことを学ぶことができて良かった」と言い、荻野さんは「準優勝は悔しかったので、卒業して進学後もたくさんのコンテストに出て、技術を高めていきたい」と話している。

 

写真(クリックで拡大)=準優勝に輝いた瀧さん(左)と荻野さん

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。