鉄板焼甲子園で準優勝 福知山淑徳高の2人
2023年10月03日 のニュース
静岡県でこのほど開かれた「高校生対抗レシピコンテスト・鉄板焼甲子園」で、京都府福知山市正明寺、福知山淑徳高校の生徒2人でつくるチームが準優勝に輝いた。ベトナムの麺料理「ミークアン」を、日本風にアレンジした焼きそばで挑み、審査員から高評価を受けた。
「世界の食文化を学ぶ~鉄板焼レシピ」をテーマに、オリジナル料理を考案する大会で、本戦には書類選考、2次審査を突破した12チームが進んだ。
淑徳高からは、調理系列2年の高橋優衣奈さん=日新中出身=、長谷川葵さん=兵庫県丹波市・市島中出身=の2人が、本戦へと駒を進めた。
2人が作った料理名は「京ミークアン~和の香り」。フォー(ベトナム料理で使われる麺)と香草のパクチーを、うどんの乾麺、三つ葉、セリに変え、宮津の京都いわししょうゆなどで味付けした。
最終審査は45分以内で調理し、審査員が試食して採点。3分間のプレゼンも合わせた総合得点で、優勝、準優勝、審査員特別賞などを決めた。2人の料理は、審査員から「趣旨に沿った直球の料理で良い」と好評で、準優勝に輝いた。
2人は「調理の練習では、市販のレモン汁を使っていましたが、本戦で用意されたのは果実のレモンで少し焦りました。それでも制限時間内に仕上げることができました。プレゼンもしっかり伝えたいことが言えて、目標の優勝は逃しましたが、準優勝できてうれしいです」と喜んでいる。
写真(クリックで拡大)=準優勝を喜ぶ長谷川さん(左)と高橋さん