福知山駅でモンブラン博覧会　14店が丹波栗スイーツ

　京都府福知山市などで栽培されている丹波栗を使ったスイーツのイベント、モンブラン博覧会「ＭＯＮＰＡＫＵ！（モンパク）」（福知山まちづくり株式会社主催）が26日、ＪＲ福知山駅で開かれた。市内のスイーツ店、カフェなど14店舗が集まり、モンブラン、マフィン、プリン、大福といった限定商品を販売。多くの人が訪れ、丹波栗尽くしの商品を買い求めた。

　都市部からの旅行需要を増やし、販路拡大を目指そうと、ＪＲ西日本などと協力して企画。この日のために商品を開発した店舗も多く、まちづくり会社の公庄祥社長は「福知山から発信をしようと取り組みました。丹波栗とスイーツの魅力をたっぷり味わってもらえたら」と意気込んだ。

　午前10時の開店前から長い行列ができ、開店後は来場者が順番に各ブースを巡って目当ての商品をトレーに載せていった。石原から訪れた53歳の女性は「普段はお店にない商品があり、一度にいろいろなものが見比べて買えるので良かったです。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。

　12月20日まで、参加店舗を巡るスタンプラリーも展開している。

写真（クリックで拡大）＝商品を買い求める人たち