日本学校合奏コンクール・ソロで最優秀 共栄の安達さん

2023年11月17日 のニュース

 京都府福知山市東羽合、京都共栄学園高校吹奏楽部のピッコロ奏者、安達凛さん(3年、兵庫県朝来市立和田山中出身)が、福島県郡山市でこのほど開かれた第12回日本学校合奏コンクール2023全国大会のソロ部門で、金賞4人のうち最優秀の文部科学大臣賞を受賞した。昨年度の全国大会では最優秀賞に次ぐ2位だったが、練習を重ね、今年は見事に日本一を勝ち取った。

 安達さんは予選審査を通過して全国大会に出場。ソロ部門高校の部には13人が進み、「紺碧の海」という曲で臨んだ。日ごろからテンポが速くなる傾向があるが、本番では落ち着いて吹くことができたという。審査員からは「安定感のある演奏ができている」との講評を受けた。

 「まさか1位になるとは思ってもいませんでした。昨年より良い成績を残すことができて良かった」と喜んでいる。

 同校吹奏楽部からはアルトサックス奏者の高見まゆりさん(3年、南陵中出身)も出場。「プレリュードとサルタレロ」を演奏し、銀賞を獲得した。本番前の練習で、吹奏楽部の小松佳司監督に褒めてもらい、「本番では緊張せず自信を持って演奏することができました」と話している。

■アンサンブル部門は3位■

 またアンサンブル部門には、部員8人による木管八重奏チームが出場し、金賞の郡山市長賞(3位)に輝いた。

 同チームも予選審査を経て全国へ。同部門高校の部には14団体が出た。当日は「鬼姫-ある美しき幻影」を演奏。ソロ部門に出た安達さんと高見さんもメンバーの一員で、全員が一つになり、息の合った演奏を聴かせた。

 木管八重奏のメンバーでフルート奏者の戸倉吏麻さん(3年、南陵中出身)は「演奏はミスも少なく、今までで一番の出来でした。結果を残すことができて良かったです」と言う。

 共栄も出場する大編成のグランドコンテストは18、19両日に千葉県で開かれる。

 木管八重奏のメンバーは次のみなさん。
 戸倉吏麻、安達凛、田中怜榎(3年・豊岡市立日高東中出身)、和田英里香(同・丹波市立氷上中出身)、三木佑菜(同・六人部中出身)、朝倉このみ(同・同)、高見まゆり、熊切小遥(2年・京丹後市立大宮中出身)

 

写真(クリックで拡大)上から
 ・ソロ部門で日本一になった安達さん(右)と銀賞の高見さん
 ・アンサンブル部門で3位になった木管八重奏のメンバー

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