歌えば元気に 高齢者コーラス発表会に7組
2024年02月15日 のニュース
高齢者のコーラスグループが元気-第5回福知山プラチナ世代歌のつどいが18日、京都府福知山市役所隣のハピネスふくちやま4階市民ホールで開かれる。市内の高齢者コーラスグループ7団体が出演し、息の合った歌声を披露する。時間は午後1時30分から3時30分まで。入場無料。
市内の有志でつくる「共に歌おう生きがい実行委員会」(桐村操代表)主催。両丹日日新聞社など後援。発表の機会提供、コーラスという共通の趣味を通した高齢者の居場所づくりが目的で、歌うことによる健康効果にも期待して開催する。
出場予定の団体は、上松コーラスクラブ▽戸田シルバー会▽西佳屋野シニアコーラス▽コーラス「シニアの星」▽石原コーラス▽かしの木台ほっこりコーラス▽健康コーラス。このうち、かしの木台ほっこりコーラス(牧孝年代表、20人)は、つどいに向けて2カ月ほど前から、地区内のホールで月2回の練習に励んでいる。
市文化協会長の前田竹司さん(74)が講師を務め、先日の練習会では、みんなで発声練習をしたあと、本番で披露する民謡メドレーなど、3曲を通しで歌った。
前田さんは「息をたっぷり吸って」などとアドバイス。最高齢94歳、平均年齢80歳以上とは思えないメンバーの元気な歌声がホールに響き、パート分けや声の強弱にも気を配りながら、ノリ良く楽しそうに歌い上げた。
代表の牧さん(75)は「年齢に縛られず、みんなでコーラスを楽しむグループです。本番はみんな楽譜を見ずに歌えるよう特訓していて、いくつになっても練習すれば何でもできるという姿を、ぜひ見てもらいたい」と話している。
写真(クリックで拡大)=本番に向けて練習するかしの木台ほっこりコーラス