福知山城のフォトスポットにとＪＣがベンチ

　福知山青年会議所（ＪＣ）は、長崎県島原市の島原青年会議所との姉妹ＪＣ締結40周年を記念して、京都府福知山市内記一丁目の福知山城本丸広場の一角にベンチを設けた。城と一緒に写真撮影できるフォトスポットとして、さっそく多くの観光客らが利用している。

　福知山市と島原市が1983年に姉妹都市の提携を結んだのを機に、両ＪＣも姉妹ＪＣの締結をした。互いの市を訪問し合い、交流を深めてきた。

　福知山城の本丸広場には、これまで城と写真撮影できるスポットが無かったた。そこで40周年記念事業として、広場東側にベンチを設置した。

　石のベンチで、長さは約4メートル、幅40センチ、高さ45センチ。6人が楽々と座ることができる。ベンチ前には「丹波国　福智山城」の文字と福知山を築いた明智光秀の桔梗紋がデザインされた石板を立てている。

　愛知県蒲郡市の岡田裕二さん（58）は4日に夫婦で福知山城を訪れ、「福知山城は立派な城で、このベンチは記念写真が撮りやすくていいですね」と喜んでいた。

　福知山ＪＣの足立聖忠理事長（38）は「城には家族や友だちと来る人たちもいて、ベンチに座り記念写真を撮って思い出を作ってもらうとともに、絆や友情を深めてもらえれば」と話している。

写真（クリックで拡大）＝早速観光客らがベンチを利用している