福知山城を桜で彩るプロジェクト 市制100周年に満開めざす 「10本植樹に協力を」

2026年10月30日 のニュース

令和の瓦一枚運動

 市民の力で再建したまちのシンボルを、今度は桜で彩ろうと、京都府福知山市が市内の関係団体とともにプロジェクトを立ち上げた。来年2月に福知山城へ桜10本を植樹する計画で、約10年後の2037年、市制施行100周年に満開の桜を楽しめる城をめざす。

 福知山城天守閣は、瓦一枚分にあたる3千円を1口として寄付を募る「瓦一枚運動」によって、建設費の6割を超える5億円余りを集めたことを原動力に、1986年に再建された。今年は再建から40周年。市は、当時の市民の力を今回の桜植樹にもつなげようと、来年の市制施行90周年を機に「未来へつなぐみんなの桜プロジェクト」を始めた。

 現在、城周辺には約30本の桜が植えられている。今回の計画では、市民団体「お城に花を咲かせよう会」(吉田博会長)が1本を寄付し、市が9本を購入。計10本を城の南側と北側に植える。既存の桜と合わせ、37年には約40本の桜で城を彩る。

きょうから募金受け付け

 かつての瓦一枚運動のように、市民と一緒に運動を広げていきたいと、市は28日から桜の植樹募金を始めた。集まったお金は植樹費用に充てる。1口1千円からで、福知山城、市役所1階の会計室、三和、大江、夜久野の各支所窓口で受け付けている。

 口座振込もできる。振込先は京都銀行福知山支店の普通預金で、口座番号は4342004、口座名義は「フクチヤマシサクラボキン」。振込手数料は寄付者負担。受け付けは来年2月22日まで。寄付者の名前は市ホームページに掲載する。

 募金の輪は、福知山観光協会や福知山商工会議所などのプロジェクト参画団体や、市文化協会などの賛同団体とともに広げていく。

 大橋一夫市長は「市制施行100周年を迎えるとき、成長した桜の下に市民のみなさまが集い、福知山の歩みを祝い、未来への希望を分かち合えることを願っています。温かいご支援をお願いします」と呼びかけている。

写真(クリックで拡大)=桜の植樹募金への支援を呼びかけた

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