天守閣再建40周年記念 福知山城で今昔写真展
2026年04月19日 のニュース
京都府福知山市内記一丁目の福知山城天守閣2階で、再建40周年を記念した特別展「天守閣再建前 今昔写真展」が開かれている。再建以前の城跡や周辺の姿と現在の風景を対比した写真を、2枚1組のパネル11点として展示している。7月31日まで。入館有料。
市によると、福知山城は戦国武将の明智光秀が1579年ごろに築城したが、1873年の廃城令により、天守周辺の石垣などを残して大半が失われた。その後、昭和期に市民が寄付を寄せ合う「瓦一枚運動」が展開され、1986年11月に天守が再建された。
節目の40周年に合わせた記念事業の一環で、特別展は1年間を通じて3期に分けて開催する計画。再建前後の様子や瓦一枚運動、再建着手から完成までの歩みを約4カ月ごとに紹介する。
今回の第1弾では、市が保管してきた記録写真を活用し、一部は初公開。往時と同じ構図で撮影した現在の写真を上下に並べ、移り変わりを分かりやすく示している。
1973年撮影の天守台では、玉垣の内側に朝暉神社の社殿と銅門番所が並んでいたが、現在は再建した天守がそびえる。登城坂付近の内記歩道橋も、73年の渡り初め式の写真と、2012年の架け替え後の姿を見比べることができる。
さらに、本丸跡の変遷を写した1984年の写真からは、再建後に昇龍橋が整備され、佐藤太清記念美術館などが新たに建設されたことも分かる。
市文化・スポーツ振興室は「地元の方にもぜひ足を運んでいただき、懐かしさとともに城の魅力を再発見してほしい。写真を通じて、まちの歩みや風景の変化に思いを巡らせてもらえれば」と呼びかけている。
写真(クリックで拡大)=城の今と昔を対比する写真が並ぶ









