5年計画の団地建て替えが大詰め 市営住宅2期棟完成
2026年04月20日 のニュース
京都府福知山市が2021年から進めるつつじが丘団地の建て替え事業が、大詰めを迎えている。1960年代に建設されたつつじが丘団地と向野団地の公営住宅を5カ年計画で統合し整備するもので、今年度が最終年。15日には市営住宅の2期棟が完成した。
つつじが丘団地は市営、府営合わせて28棟160戸あり、築50年以上が経過する中、市は同じく老朽化が進む周辺の市営住宅向野団地(76戸)をつつじが丘団地の敷地に集約する基本計画を2017年度に策定した。
設計から施工、工事管理、入居移転、余剰地活用までを一括して民間に委ねるPFI手法を市で初めて導入。事業は東レ建設グループが担い、21年12月に着手。事業費は約39億円(税込み)を基本とし、物価高騰に備えて上限47億円の範囲で見込んでいる。
1期棟(8階建て87戸)と2期棟(7階建て63戸)の計150戸。いずれも鉄筋コンクリート造で、延べ床面積は計約9千平方メートル。1期棟は24年7月に完成した。いずれも断熱性能を高めた集合住宅向けの「ZEH-Mオリエンテッド」認定を受け、省エネ性と快適性を両立する。
敷地内には新たに集会所も整備した。延べ床面積約250平方メートルの平屋建てで、災害時には地域の防災拠点として機能する。停電時に電気自動車へ電力供給ができる「V2H」設備も備える。
市営住宅と集会所の屋根には、計40キロワットの太陽光発電設備を導入した。
向野団地の解体など
今後着手し仕上げ
事業は向野団地の解体と高層化で生まれた約9千平方メートルの余剰地の活用を残す。解体工事は5月下旬に着工し、9月ごろに完了する予定。
余剰地は、東レ建設グループの構成員である積水ハウス近畿西支店が市から取得し、全戸ZEH仕様の戸建て住宅38区画として分譲する計画という。
写真(クリックで拡大)=つつじが丘団地に完成した2期棟(左)と集会所(中央)、1期棟








