安全な鉄道へ新たな誓い、宝塚線脱線事故の追悼集会 JR西労神戸分会
2026年04月20日 のニュース
JR西日本労働組合神戸分会(大島恭二執行委員長)は18日、京都府福知山市大江町北有路の日本基督教団大江野の花教会で、21年前に発生した宝塚線(福知山線)脱線事故の犠牲者を追悼する集会を開いた。組合員やOBら15人が犠牲者を悼み、鉄道の安全を願った。
事故は2005年4月25日、兵庫県尼崎市で発生。乗客106人と運転士が死亡し、562人が負傷した。
追悼の集会は、同組合福知山地方本部が07年から、事故の風化と再発の防止、犠牲者の鎮魂のために開いてきたが、昨年からは神戸分会が引き継いで行っている。
教会内での集会では、全員で黙とうしたあと、大島執行委員長(63)があいさつ。「現在のJR西日本の社員のうち、事故後入社した社員が7割を超えましたが、今後も事故を風化させないように、集会を継続した取り組みにしていきたい」と述べた。
続いて同教団物部教会の米倉渚牧師が司式者となり、礼拝を執り行い、賛美歌を歌い、聖書朗読などをした。
このあと教会前の庭で、乗客106人と運転士、事故に関連して亡くなった1人を合わせた108人分の風船を飛ばした。
風船には「脱線事故から21年。忘れない、忘れさせない」などのメッセージを書いたカードが添えられていて、組合員たちは空高く飛んでいく風船に安全の願いを託した。
写真(クリックで拡大)=教会前の庭で風船を飛ばす参加者たち









