きょう立冬 赤や黄に色付く葉、長安寺のもみじ見ごろ
2023年11月08日 のニュース
きょう8日は二十四節気のひとつ「立冬」。暦の上では冬が始まるころとされる。京都府北部、福知山市の8日朝の最低気温は10・3度(午前6時)。このところの季節外れの暖かさのせいで肌寒く感じられたが、平年に比べると2・4度高く、10月下旬並みだった。
「丹波のもみじ寺」として知られる奥野部の臨済宗南禅寺派・長安寺(正木義昭住職)では、境内のもみじが色を変え、見ごろを迎えている。赤や黄色に色付いた葉に彩られ、緑の葉とのコントラストが訪れた人を楽しませている。
色が変わり始めたのは例年通り10月終わりごろだったが、夏の猛暑の影響か、葉が早く落ちているという。正木住職(64)は「色付いてから散るまでの間が短いので、早めに来てもらえれば」と話す。見ごろは20日ごろまで。
拝観料が必要で、大人300円、中学・高校生100円、小学生以下は無料。拝観時間は午前9時から午後4時30分まで。問い合わせは長安寺、電話0773(22)8768へ。
写真(クリックで拡大)=赤く色付き始めた境内のもみじ(8日午前8時30分ごろ)