スクールバス更新に2千万寄付 扶桑化学工業

2023年10月15日 のニュース

 京都府福知山市長田野工業団地に立地する化学品製造業、扶桑化学工業(本社・大阪市、杉田真一社長)は、福知山市に、企業版ふるさと納税で2千万円を寄付した。古くなったスクールバスの更新費用に充てられる。

 同社は国内外に拠点を構え、福知山には最重要工場と位置付ける京都第1、2工場があり、半導体研磨剤原料などを製造。地域貢献にと、2019年から3回にわたり、市に消防車両の更新費として寄付を行ってきた。

 4回目の今回は、幅広い分野で貢献できれば-と、教育分野に寄付することに。小中一貫教育校・大江学園=大江町波美=に配置されているスクールバス5台のうち、2台の更新に活用される。

 11日に市役所であった寄付受納式には、杉田社長ら4人が出席。「福知山市の教育環境改善にぜひ活用を。今後もできる限り、市の発展に貢献していきたい」とあいさつし、大橋一夫市長に寄付金の目録を手渡した。

 大橋市長は「市立小中学校では、25台のスクールバスが運行しており、児童の登下校と課外活動の送迎に利用しています。子どもの学びと土台づくりに重要ですが、経年劣化して順次更新が必要。寄付は大切に使わせていただきます」と感謝の気持ちを伝えた。

 

写真(クリックで拡大)=目録を手渡す杉田社長(左)

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