就職フェアのチラシに福高生の書と写真を採用　北京都ジョブパーク

　京都府福知山市駅前町、府北部の就業支援拠点・北京都ジョブパークは、8月に府北部3市1町で開かれる就職イベントをＰＲするチラシとポスターを作った。両方とも福知山高校＝土師＝の生徒による書（題字）と写真を掲載。目を引くデザインとなっている。

イベントは4日の「たんご就職フェア2023」（与謝野町）▽5日の「あやべ就職応援フェア」（綾部市）▽7日の「ふくちやま就職フェスタ2023」（福知山市）▽12日の「まいづる夏の就職フェア」（舞鶴市）。

北京都ジョブパークは各イベントの主催団体の一つで、4イベントを広く知らせるチラシとポスター作りを高校生とのコラボの取り組みとして初めて計画。デザインの写真と書を福知山高校に依頼した。

字はジョブパークで決めた「海の京都　ふるさと就職　夏の陣2023」で、書道部3年の坂本萌華さんが書き、写真は写真部が撮った夏らしい4点の中からヒマワリの写真が選ばれた。

坂本さんは、現在通っている市内の書道教室の先生からアドバイスしてもらって書き上げた。漢字が目立つように平仮名を小さめに書き、「はね」や「はらい」は伸びのびとした感じを出したという。

「入学後はコロナの影響で、学校外での部活動ができなかったので、チラシやポスターに自分の字が採用されてとてもうれしいです」と言う坂本さん。「イベントにはたくさんの人たちが参加してもらえれば」と話している。

チラシは2千枚、ポスターは300枚作った。ジョブパークのエリアの府北部7市町の公共施設や商業施設などで配布、掲示している。


写真（クリックで拡大）＝チラシを持つ坂本さん